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他の作品も読んでから読むと、もっと楽しめます。とくに、この作者さんの『空を飛ぶ魚』を読んでから。 世の中には無い物ねだりや、他人の芝生はなんとやらという、自分にないものを羨む心、というか力というか…ありますね。 切り取られているのはなんてことない日常のヒトコマだけど、何年もあとにまた同じような卑屈な心になったとき思い出しては元気を受け取れるステキなシーンだと思う。 わりと、『あるあるー共感』な話だから、12ページの短編として、読みやすく勉強になりました。