スイーツなカレシ

「店の人っつーか・・・・親父が店始めて、最近、ぎっくり腰理由に兄貴に肩代わりしてっけど。んで、姉貴が店番、兼、ウェイター・・・じゃなくウェイトレスしてんだ。」




はぁ・・・


つまり一家でやっているお店ってヤツですね。


んで先輩はその家のお子さんだったと。








「ま、ちゃんと話すから・・・とりあえず、座るぞ。姉貴、今日俺客だから、席借りんぞ。」


「おう。」





促されて喫茶スペースになっている奥へ。




その前に先輩はコーヒーを注文して、私に好きなモノ選ばせてくれた。








紅茶とケーキアラカルト♪








通常より小さめにカットされたケーキがワンプレートに幾つも乗せられたお得感一杯のヤツ。










でも、私が心なしがっかりしているのを先輩は見過ごさなかった。
< 104 / 229 >

この作品をシェア

pagetop