スイーツなカレシ
「店の人っつーか・・・・親父が店始めて、最近、ぎっくり腰理由に兄貴に肩代わりしてっけど。んで、姉貴が店番、兼、ウェイター・・・じゃなくウェイトレスしてんだ。」
はぁ・・・
つまり一家でやっているお店ってヤツですね。
んで先輩はその家のお子さんだったと。
「ま、ちゃんと話すから・・・とりあえず、座るぞ。姉貴、今日俺客だから、席借りんぞ。」
「おう。」
促されて喫茶スペースになっている奥へ。
その前に先輩はコーヒーを注文して、私に好きなモノ選ばせてくれた。
紅茶とケーキアラカルト♪
通常より小さめにカットされたケーキがワンプレートに幾つも乗せられたお得感一杯のヤツ。
でも、私が心なしがっかりしているのを先輩は見過ごさなかった。