スイーツなカレシ
重なったセリフに二人して固まる。
「・・・・は?付き合いだしたばっかでいきなりナニが別れ話ダヨ?」
「てかっ!!!せせせ、先輩、・・・・今、なんて言いました?」
先輩の言葉が信じられなくて勢い込んで詰め寄った私に、先輩こそが怯んだみたいに視線を反らした。
挙動不審にコーヒーを煽った挙句、堪えられなくなった様子で
「だぁっ!!」
と頭を抱え込む。
その顔が非常に赤い。
鋭い目でギッと睨まれて飛び跳ねる。
「寝てたんかオマエはっ!ちゃんと聞いとけよっ!オマエがべた褒めするトコロの『ダーリン』ってのは、俺だっつってんだよっ!!!」
逆ギレ!?
てか。
私がべた褒めするダーリンが、
実は・・・・
先輩・・・・・
て
えええええええええええええええええええええ!