スイーツなカレシ
周囲には、オンナ作らないのは硬派の主義と捉えられてるようだが。
今はオンナよか断然ケーキ修行の方が熱中出来んダヨな。
胡桃が嬉しそうに俺のケーキ食うのを見てぇ。
密かに息巻く俺に、ソウがまた寝言みたいに続けた。
「ま、・・・なんでもいいケド、早急にオンナつくれ。巷じゃ、俺とオマエのホモ疑惑流れてんよ?」
「・・・・」
早急にオンナつくろ・・・・
ソウの呟きを聞いて俺は真剣に心に誓った。