スイーツなカレシ

隠れるようにして二年の教室まで行くと、廊下で胡桃と友達らしき女子の集団がいた。






「はー。誕生日なのについてなーい。」



「今日ぐらい代わってやるのに。」


「んーいい。直ぐに用事済ませるから、先行っててぇー。」




どうやら、日直か何かで先生に用事を言い渡されたらしい。



胡桃だけトモダチと別れて職員室へ向かった。




先公、たまにはグッジョブ。







教室には誰もいなくて、俺は胡桃の席にケーキをセットした。



至でり尽くせりだな。




完璧過ぎて逆に罠みたいでアヤシイが・・・・
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