スイーツなカレシ
「いや、あれは、こう柄にもなく甘い言葉を―――・・・」
ソウに言われて俺なりに頑張ろうとしたんだよっ。
思いっきり間違えたよーだが・・・。
「や、まぁいい。あれは全面的に俺が悪かった。」
「?」
そこへ援護射撃のように女医が口を挟む。
「そうよー。ちゃんと食べときなさい。成長期にしっかりたべなきゃ背だって伸びないんだからねっ。後、胸だって・・・」
そこで二人の視線が胡桃の胸に向かう。
「・・・は、十分すぎるほど成長してるみたいだからいっか。後は優しいカレシに適度に育ててもらいなさーい。」
胡桃は赤い顔で何気に胸を隠してぼそっと呟く。
「も、育たなくてイイもん・・・」
そりゃ、俺に触らせんって宣言か?
チッ・・・・
そのウチ意地でも触るから、覚悟しとけよ。