スイーツなカレシ

「いや、あれは、こう柄にもなく甘い言葉を―――・・・」


ソウに言われて俺なりに頑張ろうとしたんだよっ。




思いっきり間違えたよーだが・・・。




「や、まぁいい。あれは全面的に俺が悪かった。」


「?」




そこへ援護射撃のように女医が口を挟む。




「そうよー。ちゃんと食べときなさい。成長期にしっかりたべなきゃ背だって伸びないんだからねっ。後、胸だって・・・」


そこで二人の視線が胡桃の胸に向かう。



「・・・は、十分すぎるほど成長してるみたいだからいっか。後は優しいカレシに適度に育ててもらいなさーい。」




胡桃は赤い顔で何気に胸を隠してぼそっと呟く。






「も、育たなくてイイもん・・・」







そりゃ、俺に触らせんって宣言か?



チッ・・・・

そのウチ意地でも触るから、覚悟しとけよ。
< 170 / 229 >

この作品をシェア

pagetop