スイーツなカレシ
それはそうと・・・
俺はソウを見詰めた。
長い付き合いだけど、コイツがこんなに友人思いだったなんて知らンかった。
ちょっと感激した直後
ぐーっ。
ソウの腹が盛大に鳴いた。
「・・・オマエ、ひょっとして飯食ってねぇの?」
その通りだ!とばかりにエバって頷くソウ。
「・・・枯れる・・・早くケーキ作れ。」
「・・・・・」
自分本位!!
コイツ俺のコトなんか考えてなくて、あからさまに自分の都合!!
「勝手に干乾びろ!!ちょっとでもジンとした俺がバカだった!!」
「・・・イタイ・・・今、マヂ、倒れっから・・・」