スイーツなカレシ
sweet Kiss
直ぐにでも話をしたかったけど、会ってちゃんと話たかったから携帯は止めた。
次の日は珍しく早起きして、胡桃の家へ向かった。
柄にもなく緊張しつつ胡桃ン家であるマンションへ辿り着くと・・・
なんで、アイツがいるんだ???
エントランスんトコに胡桃とコウキがいた。
コウキってのは妙に俺を慕ってくれる二個下のコーハイ。
多分、昨日、胡桃を泣かせたって集団の中にいたハズなんだが・・・・
「・・・アンタが可愛くナイとかじゃねぇから。てか、すっげーかか、カワイイし?そんで、あのヒトはムリだけど、なんだったら俺、あいやっ、ぼボク?と――――」
・・・・てか、オイッ。
アイツ、頭下げに来たならいざ知らず、何口説いてやがんだっ。