スイーツなカレシ

「私チビだしっ、美人じゃないしっ、ヤンキーじゃないしっ、カリスマ性ないしっ・・・先輩に釣り合うトコロ一個もないんだよ!?私っ、わたし、わたしわたしっ」



「あーはいはい。落ちつけ。」



言ったトコロで落ちつかない胡桃を強引に抱きこんで唇を奪う。




途端に、真っ赤な顔で固まった胡桃。



ったく、色々カワイスギだ。









「俺が選んだ女。誰に文句言わすってんだ。バカ。」






てか、ミーハーな女共はともかく、野郎なら間違いなく羨ましがられるっつーの。





その辺りコイツ、自覚薄いよな・・・。
< 213 / 229 >

この作品をシェア

pagetop