スイーツなカレシ
sweet Kiss
朝起きて鏡を覗くと、目が腫れていてブサイクが更にブサイクになっていた。
夜は仕事で帰ってくるのが遅いお母たまと顔を合わせないことも珍しくナイけど、朝は一緒に食べる。
私に何かあったと察してニヤニヤしてたけど、何も聞かないでいてくれたのが救いだ。
学校行きたくにゃいにゃー・・・
重い気分で仕度を整えながら、それでもサボる度胸もなくのろのろと玄関を開けた。
人の気配に気づいて顔を上げ、思いっきり顔を顰めた。
・・・・何でこの子がいるんだろ?
正直会いたくないんデスケド。
玄関先には何故か、昨日私を扱き下ろした、多分一年の男の子が立っていた。