あなただけ


しばらくうとうとしてると

「冬李、着いたぞ」

窓のそとを見ると
希―のぞみ―
とかいた看板

がちゃ

ぼーっと外を見てたら
急にドアがあいた

「冬李、大丈夫か?」

「あ、うん」

「ほら、行くぞ」


手を握って歩きだす

「…食堂?」

希、とゆうところは
食堂みたいだった

「いや、飲み屋みたいなとこだ」

飲み屋…

お酒飲むのかな?

「お前は飲まなくていい。俺も今日は飲まねぇ。」

なんでわかったんだろう…

「…顔に出てる」


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