あなただけ


そんなことを思ってる間に
冬李ちゃんはのそのそと動き
竜可の足の間にすっぽり
おさまって首に抱き着いた

竜可は黙って頭なでてるし

なんだこの甘さ…

竜可がこの溺愛っぷりって…

冬李ちゃん、すげーな…

つか、竜可は二重人格だったんだな

同時に俺ら3人は同じこと
を思った…―

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