大嫌い でも 大好き
そんな事を考えながら問題をといていると
ピンポンパンポーン
「亀田あずな 亀田あずな。 至急職員室に来てください。」
周りがざわめく。
なんだろう………。
あたしはポーカーフェイスを崩さないように
澄まし顔で職員室へ向かった。
しかし内面はドキドキとはらはらで吐きそうだった。
ガラガラ
「失礼します。亀田あずなです」
すると担任がにっこり笑って近づいてきた。
「亀田ぁ~!お前本当すごいな!」
「………はい?」
なにがなんだか意味がわからない。
あたしは怒られに呼ばれたんじゃないのか?
頭の中は ? でいっぱいだった。