[未来編]最強姫〜蘭蝶と白虎に愛されて〜
私は下っ端達を微笑んで見た。
「あいつらは私の光──────
楽しかったことも、嬉しかったことも、悲しかったことも、苦しかったことも、あいつらが一緒だったから、実感できた。
もちろん、疾風…お前も私の光だ──────。」
「ゆ…いさ…ん。」
「トップにたつときの気持ちは、誰よりも理解している。
だから、疾風の気持ちも分からなくはない。
でも、お前にもちゃんといるだろ?受けとめてくれる仲間が。私がそうだったように………。
総長だからってすべてを背負いこむんじゃねえぞ?時には、仲間を頼れ。
何かを守ることができる奴は強くなれる。疾風、蘭蝶を頼んだぞ。」