[未来編]最強姫〜蘭蝶と白虎に愛されて〜
「〜っ…はいっ!!」
フッ。
疾風…お前はいい総長になれるよ…。
だって…お前の瞳は強い意志と光で満ち溢れているから───────。
私から離れた疾風の大きな背中を見ていると、
「「「「優衣さん」」」」
名前を呼ばれ、視線をむけると、
「「「「今まで、本当にありがとうございました!!」」」」
下っ端達が全員頭を下げていた。
「お前ら…。」
「優衣さん、俺、優衣さんのこと、これからもずっと仲間だと思ってます!!」
「俺、ずっと優衣さんに憧れてました!!いなくなるなんて、寂しいです!!」
「今まで蘭蝶を守ってくださってありがとうございました!!」
「蘭蝶は俺達の居場所です!!」
「優衣さんには何度、お礼を言っても足りないぐらい、感謝してます!!」
「俺達にとっては、優衣さんが俺達の光でした!!」