[未来編]最強姫〜蘭蝶と白虎に愛されて〜



「それでは、誓いのキスを…。」




神父の声を聞き、私はしゃがんだ。




風雅が私のベールを上げる。




私は立ち上がり、静かに目を閉じた。




風雅は私の両頬をその暖かい手で包み、




「優衣、愛してる。」





そう呟き、誓いのキスをした。




私も愛してる。




誓いのキスは今までのキスの中で、一番幸せだった。






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