[未来編]最強姫〜蘭蝶と白虎に愛されて〜
新しい命
数ヵ月後───。
私は風雅と一緒にご飯を食べていた。
そのとき。
「…!いっ…ぅ…。」
お腹にありえないぐらいの痛さが押し寄せた。
陣痛だ…。
私のお腹は今ではすごく大きくなっていた。
「優衣!?」
「ふ…が…おなか…いた…い。」
「病院行くぞ!」
私はなんとか車に乗り、言葉ではあらわせないほどの痛みに病院に着くまでたえつづけた。