夜の夢
「…っあぁ!」

「さくらちゃん!!」

イクッてこのことをいうのかな?


淳平さんを抱きしめていた腕にも力が入らなくなる。

「はぁ…はぁ…」

意識も遠くなってる。


「凄いね、さくらちゃん。
同時にイクなんて。
本当に可愛い。」


淳平さんは身体をギュッと抱きしめてくれる。

あったかい。

淳平さんに包まれてたら、死んじゃってもいい。

そんな馬鹿な事考えちゃうくらい、淳平さんに溶けてしまった。
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