夜の夢
初対面
―翌日



私の心の中は、淳平さんしかいなかった。

男の人は感情なんてなくてもあんなHが出来るんだ。


そうだよね。

だって浮気してた彼氏だってそうなんだから。



「…えっ…」

部屋の鏡に映った自分を見て初めて気付いた。


ちょっと何これ…


ギリギリ服で隠れる所にキスマークが10個はついていた。


なんでこんな事するのよ…

これじゃあ消えるまで淳平さんの事思い出しちゃう。


「ずるい…」

泣きたくなんかない。

でも…

もう淳平さんが好きずぎるから我慢なんて出来ない。
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