夜の夢
「さくらー!
ちょっと何してるの?
克也くん迎え来ちゃってるよ~!」

「げっ…」


友達と浮気してたくせにまぁ普通に迎えにこれること。

やっぱり男なんて最低。


服を着てキスマークを隠した。

丁度いいかもしれない。

これが有る限り、克也とはHしなくてすむ。


なんか笑えて来ちゃう。

まるで私を守ってくれたみたいで。



「今行くって言って~!」

「早くしなさいよ!」




今日帰りにでも別れよう。

浮気してた男の人となんて付き合えない。

キスマークが消えても、きっと克也とはH出来ない。


もう、淳平さんの感触が消えるまでは誰にも触られたくないから。
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