出逢えた意味

着いた時にはもう始まっていて

ドアも閉まっていた｡


でも開けなきゃ入れない…
勇気を振り絞って開ける事にした


｢ｶﾞﾗｯ･･･ｶﾞﾗｶﾞﾗ｣



大きすぎるんだよ｡音が!!!

と思いながら皆を見ると



…皆もあたしを見てた｡



すると先生が
｢寺崎!また遅刻か!!!お前わ毎回｣

皆に笑われるし
先生には怒られるし最悪｡


｢早く並べ!!!｣

｢はいよー｣

あたしは別に先生を尊敬してるとか
そんな感情1つもない｡
だいたい中学生でそんな奴いる??


皆先生がｳｻﾞくて仕方ないんだ｡


ま､あたしがその代表格かも…
と思いながら先生の話を聞いていた｡




｢えー､今日はマットと跳び箱
2つに種目を別れてやります｣


幼なじみの瑠梨が話かけてきた


｢さっきはどんまい♪
一緒にマットやらない?!｣


｢ドンマイ言う気ないでしょ
うんいーよ!!跳び箱無理だし｡｣


と小声で話し合ってマットにした

マットは先生も見てないし
好きにしてていいよーと言う位

楽な授業だった｡