あの星が輝くまで

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「羅依斗様、起きてください。社長がお呼びです。制服に着替えて書斎に行ってください。」




低い声が聞こえると思ったら、足早にどこかに行ってしまった。





えっとなんだったけな。





制服に着替えて書斎だっけ。





て言うか、まだ外暗いじゃん。





今何時だよ。




こんなに早く起こされる意味がわからねぇっつうの。




俺は低血圧だから、寝起きが最悪に悪いらしい。





ぶつぶつ文句言いながら書斎へ行くと、ビシッとスーツを着た親父が待っていた。






「やっと来たか・・。行くぞ」





それだけ言うと書斎から出て行った。
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