あの星が輝くまで
玄関にはメイド&執事がずらりと並んでいて、本当に金持ちってこといやでもわかる。
まっ、俺もそうなんだけど。
メイドさんに案内された部屋は扉からして豪華な部屋。
コンコンっと親父がノックすると、中からまた執事が現れて、「お待ちしておりました」と頭を下げた。
柔らかくて質がいいソファーに座って柚羅莉速く来ないかな~と待っている。
親父たちは会社の事について話し始めちゃったし暇だ・・・
なんて思ったら、カツカツとヒールの音が聞こえてきた。
柚羅莉が来た!!
なんかわかんないけどすっごくドキドキしてる自分がいた。
コンコン「失礼いたします。お呼びでしょうか?」
きれいなお辞儀をしながら入ってきたのは姫澤家ご令嬢。