彼×私×彼女の事情
……。
「アハハハ」
2人して大笑いした。
「あら、楽しそうね」
(バサッ)
サキと揃って慌てて後ろを向いた。
本当にビックリすると人は声も出ない。
「どっ、どうやって入ったんですか?」
慌ててソファーから立ちよろけて転けそうになる。
「お帰りなさいもなしにいきなりそれ?」
「お帰りなさい」
「ただいま」
じゃなくて。笑顔が怖い。いつから後ろに居たんだろう。
「なぁーに?2人ともそんなに驚いた顔して。鳩が豆鉄砲くらったってこんな感じかしら。フフフ」
フフフじゃないし。サキもボーゼンとしている。笑いが不気味。
「もぅ、2人共そんな顔しないで。簡単な話よ。俊に合鍵を借りたに決まってるでしょ」
「はぁっ?」
私は意味が解らなかった。どうして俊はお義母さんに私の家の合鍵貸すのか。どうしてそのことについて何の連絡も相談もしないのか?約束を守ってない。
「俊が突然行って美樹さんが居なかったらどうするの?って言うからその時は俊から連絡してもらって美樹さんの家で待たせてもらおうと思って先に借りてたの。突然きてびっくりさせたかったから俊から何も言わないでって言っておいたの。大成功かしら?だって美樹さんに連絡先、教えてほしいって言っても教えてくれないし」
!!!
「アハハハ」
2人して大笑いした。
「あら、楽しそうね」
(バサッ)
サキと揃って慌てて後ろを向いた。
本当にビックリすると人は声も出ない。
「どっ、どうやって入ったんですか?」
慌ててソファーから立ちよろけて転けそうになる。
「お帰りなさいもなしにいきなりそれ?」
「お帰りなさい」
「ただいま」
じゃなくて。笑顔が怖い。いつから後ろに居たんだろう。
「なぁーに?2人ともそんなに驚いた顔して。鳩が豆鉄砲くらったってこんな感じかしら。フフフ」
フフフじゃないし。サキもボーゼンとしている。笑いが不気味。
「もぅ、2人共そんな顔しないで。簡単な話よ。俊に合鍵を借りたに決まってるでしょ」
「はぁっ?」
私は意味が解らなかった。どうして俊はお義母さんに私の家の合鍵貸すのか。どうしてそのことについて何の連絡も相談もしないのか?約束を守ってない。
「俊が突然行って美樹さんが居なかったらどうするの?って言うからその時は俊から連絡してもらって美樹さんの家で待たせてもらおうと思って先に借りてたの。突然きてびっくりさせたかったから俊から何も言わないでって言っておいたの。大成功かしら?だって美樹さんに連絡先、教えてほしいって言っても教えてくれないし」
!!!