彼×私×彼女の事情
私は休憩が終わり移動して本社で会議。

その後は移動して新店の内装確認。

気がつけばキャリアウーマンぽい。
だめだめ!私の夢はお嫁さん。


「問題が無さそうならこのみまま進めます」


「宜しくお願いします」


「今日はあがりですか?もしそうなら車を近くに置いているんで送っていきますよ」

普段なら新規事業開拓チーフのこの言葉に甘えたい。帰りたくない理由があるから今日は断る。


「ありがとうございます。そうなんでがこの周りの情報が欲しいのでもう少し見ていこうとかと」


そう言って私達は別れた。


よしっ!!


お義母さんには残業で遅くなるからご飯はいらないと言ってある。今からはプライベートタイム。


この場所は私の家の最寄り駅から5駅も離れているから誰にも会わないだろう。
そしてこの近くに前から気になっていた星井珈琲の支店があると事前リサーチ済。


えーっと、どっちだったかな?

携帯で地図をチェックしていると。


後ろから

「薬局のお姉さん」

っと聞き覚えのある声が聞こえた。

この可愛らしい声は……。


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