彼×私×彼女の事情
重い体を持ち上げてソファーに座った。気持ちが思い分座る音もドスンっと鈍い音が部屋に響く。私はそのままソファに体を預けふと携帯が目にはいった。青い光が点滅している。
メールが入っていることが解る。
この展開からのメール、俊くんからだよね。
思い体を持ち上げ携帯をとり、再びソファに戻り受信箱を開く。やはり俊くんだ。
「今日はいけそうにない」
しってるよ。
「でも明日は必ず行く」
待てないよ!
文字は2行しかないがスクロールができるのでしてみた。
「二人に明日があったらだけどね……」
?!
お義母さんが俊くんの携帯を使用して打ったのだと直感した。
驚きより怖すぎる!
思わず携帯をソファーの前の小さなテーブルに投げるように離してしまった。
俊くんのメールを使って私がしたことと同じように仕返ししてきた。目には目を、歯には歯をってこと?
私が思っているよりお義母さんは怖い人だと感じた。