地味子ちゃんの知られざる秘密
「……こっちの都合考えなさいよ…」


「え、行くの?」


「葉琉は行かないの?」


「いや、葉奈ちゃんが行くなら行くよ?」


何故か、シブっている葉琉に首を傾げる


「私、毎年紫音のお家行ってたもの」


「……じい様のとこじゃないの?」


「うん
言ってなかったっけ?」


「聞いてないよ~!
でもまぁ、それなら今更何とか言ってもしょうがないし~…」


「なら、準備しなきゃ」


葉奈が嬉しそうに言うので、葉琉も諦めた
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