地味子ちゃんの知られざる秘密
そして、何だかんだで紫音の家に行くことにノリ気なようだ


「夏休みなんてさ~?
ダラダラして過ごすと思ってた~」


お出かけ、お出かけ~♪


と、ノリノリな葉琉


「ちゃんと、荷物の準備もしてね?」


「は~い」


葉琉が、私のせいで辛かったのは知っている


だから、葉琉には安心してもらいたい


「葉奈ちゃ~ん
手、止まってるよ?」


どうやら、考え事をしていたら手が止まっていたらしい


「葉奈ちゃん、ありがと」
< 181 / 300 >

この作品をシェア

pagetop