地味子ちゃんの知られざる秘密

葉琉が、私の頭を撫でた


「オレの心配してくれるのは、嬉しいよ？

だけどね？葉奈ちゃんがそんなに心配すること無いんだよ？

葉奈ちゃんは、自分の心配してなさい」


ポフポフと頭を撫でて、葉琉は言った


「でも…
心配なんだもん
葉琉のことだから、いい人が現れても捕まえられなさそうだし…」


「オレって葉奈ちゃんの中でそーゆうキャラだったの…？
それはそれで微妙～……」


「それに、たくさん助けてもらったから
私もできる限り、助けてあげたい」