地味子ちゃんの知られざる秘密
「だってさ~?
待ちきれなくてね?
俺さ~今までずっと紫音家に行ったことがなくてさ~
だから、待ちきれなくて」


ヘヘッと笑った紫葵


「……」


私は何も言えなかった


それは、あまりにも悲しい話だもの


「紫葵もいろいろ苦労してるんだね~」


葉琉が、感心したように言った


「だから、早く準備終わらせよーか!」


「へ~い
まぁ、オレも行ったことないし~」


そこで、紫葵も手伝いながら準備をしたおかげですぐに終わった
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