地味子ちゃんの知られざる秘密
「んじゃ、行こ~!」


ノリノリの紫葵に連れられて、紫音の家に向かった


「紫音くん家ってどんな家なんだろーなぁ~」


「なんでも、元は天木家の別荘だったらしいよ」


「へぇ~」


などなど2人が話しているのを、静かに見ていたら眠くなってきた


「葉奈ちゃん、眠いなら寝てていいよ?」


葉琉に言われた


「……じゃあ、そうする」


「着いたら起こしたげるからね」


「ゆっくり寝てて大丈夫」


葉琉と紫葵に促され、私は瞳を閉じた
< 188 / 300 >

この作品をシェア

pagetop