地味子ちゃんの知られざる秘密
紫葵がまだグッタリしながらも、まともなことを言った


「紫葵がまともなこと言ってる~
この暑さでアタマもヤラれちゃったかな?」


葉琉が呟く


「おいおい!
俺って、え?!君らの中でどーゆう位置付けなの!?」


「どーゆうもなにも~
この態度で判るじゃ~ん」


「かなりヒドい扱いってこと!?」


「紫葵うるさ~い」


「……ウゥッ…」


シクシクと泣き始めた紫葵


「…なんで紫葵泣いてるの?」
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