地味子ちゃんの知られざる秘密
雑巾を持ちながら、メイド服をきている燐


「燐、なってないですよ?
集中するべきです」


どこか、恥ずかしそうな燐


「分かってますよ!
ったく、誰のせいだと…」


「燐?」


「……葉琉様、人様のお宅でふざけたりしないで下さいね!
それじゃ、失礼します!」


燐はさっさと持ち場に戻っていった


心持ち燐の頬が赤かったのは気のせいではないだろう


「なんか~さっきの珈椰と燐の会話、意味深~
付き合ってんの?」

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