地味子ちゃんの知られざる秘密
「では、失礼します」


珈椰は嵐のように去っていった


「何かぁ、予想通りの返事過ぎてイヤだよね~」


葉琉が文句を言う


「なに言ってんだよ
俺のとこのはあんなこと口が裂けても言わないね」


紫葵が口を挟む


「でもさ~、それがフツーだよね~」


「いいじゃねぇか…
それより、早くどっか入ろーぜ
いつまで廊下にいるんだよ?」


紫葵が笑いながら口にする


「そうだね~
じゃあ、入ろっか~」


そして2人も去っていった
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