地味子ちゃんの知られざる秘密
「………知ってる」












……………え?なんで?


雷に打たれたかのような衝撃


「なんで!!?」


葉琉が先にその答えに喰いついてくれた


私は、正直怯えていた


まさか、あの時のあの人達の仲間だったら…って


なのに、この人は


「…………なんも覚えてないんだ」


そうだよな、うん


1人納得してる天木紫葵弟

私はその言葉に何となく引っ掛かるものを感じた


まるで、私のことを昔から知ってるみたいな言い方


いつ?どこで?


















なぜ、私はそれを忘れているの?


< 22 / 300 >

この作品をシェア

pagetop