地味子ちゃんの知られざる秘密
「ここは、放っておいていいですよ?」


燐までそう言う始末


「ううん
…紫音と約束したから」


それに、葉琉が可哀想だし…


別に、葉琉が心配とかってことではないけど


「そうですか…?
では、失礼します
何かありましたら、すぐに仰って下さいね」


燐は不安そうにしながらも出ていった


珈椰も


「失礼します」


と、出ていった


「…葉琉
ごめんなさ…」


謝らなきゃ…


「葉奈
俺は謝れとは言ってないよ?」
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