地味子ちゃんの知られざる秘密
そーすると、イヤな記憶が思い出されるから


だから、この人は嫌い


「葉奈ちゃーん?
どーかした??」


どーやら、ボーッとしてしていたようだ


「大丈夫」


イヤな記憶を頭のすみに追い払う


それでも葉琉は心配そうに見てる


「大丈夫だから」


再度、そう言えば葉琉は黙った


「所で、なんで2人が一緒にいるわけ?」


当然の質問


「え!!?
いや~、その~………」


……………焦りすぎ


それじゃ、バレちゃうわよとか考えつつも手助けはしない


「葉琉くん~?
はっきり言おうか?」


もう完全に脅し


「いや、だから~……」

「だから?」


更に追い打ちをかける


「葉奈ちゃーん(泣)」

困った葉琉くんは葉奈ちゃんに助けを求めました

…………………怒

葉奈ちゃんは呆れてます

自業自得でしょ?


と言う目を向ければ

ウルウルした目で見てくる
こいつ………怒


って思いつつも突き放せない葉奈ちゃん

なので、助けてあげることにしました
< 5 / 300 >

この作品をシェア

pagetop