迷い子

その日から私は海子姉、恭平、真由の4人でいることが多くなった。


学校へはずっと行っていない。


それでも私の家に連絡が来ることはなかった。


海子姉たちといる時間はとても楽しかった。


毎日ふざけあい、じゃれあった。


ある日の夕方。


私は恭平とばったり道で会い、一緒に海子姉のところへ向かうことになった。

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