迷い子

あの綺麗な顔の海子姉はどこへやら…


「もういいだろ?!顔洗ってくる!」


海子姉は洗面所へと落書きを落としに行ってしまった。


「それにしても傑作だな!定番の落書きなのに海子姉、面白すぎる!」


海子姉の顔を思い出したのか、また恭平が笑い出した。


そこへ海子姉が洗面所から帰ってきた。


「恭平、お前笑いすぎ!」


そういうと、恭平の頭をコツいた。
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