迷い子

海子姉が氷の入った冷たいお茶をだしてくれ、ありがと。と言うと一口飲んだ。


「銀たちのこと、探してみようと思うんだ。」


それを聞いた私を含めた3人が無言で頷く。


「二手に別れよう。あたしは真由と行くから、恭平と綾で頼む。」


「うん、わかった。」


「何かあったらすぐに連絡すること。6時にここへ戻るようにしよう。」


「OK」


恭平が返事をすると、私たちは二手に別れて銀たちを探し始めた。
< 40 / 89 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop