迷い子

白と黒の羽を羽ばたかせ、そのままどこかへ飛んで行ってしまった。


あいつ、人間じゃない…天使?それとも悪魔?ハーフブリードって…何?


少し考えてからハッとし、急いで海子姉の家へと走った。


「海子姉!恭平!」


勢いよく飛び込んだ私に2人とも驚いていた。


「何かあったのか?!」


「ちょ、ちょっと待って…」


走ってきたせいで、息が上がっている。
< 53 / 89 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop