迷い子

「そのスレイドってやつ、あたし達の所へ来るって言ったんだろ?」


「うん、確かにそう言った。」


「じゃあ、その時に問い質す。」


海子姉の目に怒りの色が見えた。


その日から3日経った夜のこと。


スレイドが私たちの前に現れた。
< 55 / 89 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop