迷い子

「全部答えろ!」


そう言ったのは恭平だった。


「俺は何も知らないままなんて、嫌だ。」


それを聞くと、私と海子姉は頷いた。


「じゃあ、見せたいのがあるから、着いてきてくれる?」


そう言うと、スレイドは私たちをある公園へ連れてきた。
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