迷い子

「そこのベンチに座ってくれる?」


そう言うと、奥の方にあるブランコに座っている1人の男に向かって歩き出した。


「あいつ、何を俺たちに見せるんだろうな?」


「さぁ…」


海子姉はさっきから黙ったままだ。


少しすると、公園に1人の男が入ってきた。


スレイド達がそれに気付き、近づいて行く。
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