迷い子

何か話しているようだ。


すると…


「あぁ"ーーーっ!!」


突然の叫び声に私たち3人はビクリと肩を震わせた。


どうしたのかと思って見ていると…男の首から血が噴き出した。


「なっ…なにあれ…」


「わかんねぇよ…」


私は無意識に海子姉の手をぎゅっと握った。
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