迷い子

音が聞こえたかと思うと、男は金色の粉になり、一瞬で消えた。


「なに…今の…」


私は思わず口に手をあてていた。


恭平と海子姉は目を見開いていた。


そして、スレイド達がこちらへ歩み寄ってきた。


「今のが僕たちの仕事だ。」


「…。」


私たちは黙ったままだった。
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