迷い子

「綾…。」


隆輝…私の名前を呼んだ?


「どうして俺を置いていっちゃったんだよ…」


空で光る星を見ながら、隆輝は一筋の涙を流していた。


ごめん、ごめん、ごめん…!


隆輝の涙を見て、私はひどく後悔していた…。
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