絶対、逃がさない!(短編)
 
 おれがなにもできない間にどんどん、ライバルだけは増えていくんだ。



 焦りといらだちで、いっそ、陽菜のクラスに乗り込むか、家にいってやろうかと・・・また、陽菜に嫌われそうなことを、ついつい、考えてしまう。

 

 そんな自爆案を考え込んでいたおれの前に、再び、陽菜は現れた。



 冷たい雨が降り続く日に・・・。


 




 
 
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