絶対、逃がさない!(短編)
むかつく!
おれには、泣き顔か、怒った顔しか見せないくせに。
なんで、ほかのやつにはそんな笑顔を見せるんだよ!
いらいらする。
さきに駅の改札をぬけたけれど、そのまま帰れなくて、陽菜を待ってた。
いらいらして、胸の中がもやもやする。
この気持ちをそのまま陽菜にぶつけたら、また、嫌われると思ったが、いわずにはいられなかった。
「まじで、むかつく!」
理不尽な言葉に、さすがの陽菜も、怖い顔をしておれをにらんだ。
笑顔がみたいのに・・・おれには、そんな顔はむけてもらえない。
おれには、泣き顔か、怒った顔しか見せないくせに。
なんで、ほかのやつにはそんな笑顔を見せるんだよ!
いらいらする。
さきに駅の改札をぬけたけれど、そのまま帰れなくて、陽菜を待ってた。
いらいらして、胸の中がもやもやする。
この気持ちをそのまま陽菜にぶつけたら、また、嫌われると思ったが、いわずにはいられなかった。
「まじで、むかつく!」
理不尽な言葉に、さすがの陽菜も、怖い顔をしておれをにらんだ。
笑顔がみたいのに・・・おれには、そんな顔はむけてもらえない。