禁断の愛~恋人は担任!?~
☆第2章☆~恋~
「悠那。そんなんで大丈夫?倒れたりしないでよ?」
「分かってるよ。何か沙奈ママみたい。」
「ママで悪かったね。」
「ごめん。ごめん。」
2人で暫くふざけ合っていたら、あっという間におやつtimeになってしまった。
「静かに!今からおやつtimeにするが、各自ゴミは持ち帰るように!あと、前の座席に入ってる袋は使わないこと!分かったか?」
「うん、分かった」
「わかればいい!じゃ、食べろ!」
それから、みんなでおやつを食べ始めた。
「沙奈は何のおやつ持ってきたの?」
「私はね…ポテチ(コンソメ)とかだよ。悠那は?」
「私はじゃがりことかだよ。」
「じゃがりこ!美味しいよね?私大好き!一本ちょうだい」
「いいよ!じゃあ、沙奈のもちょうだい!」
「いいよ!」
そんなこんなで話してたらあっという間に東京ディズニーランドに着いた。
「じゃあ、ここで解散だけど、他校生と問題を起こさないこと。あと、1時までにバスへ戻ってくること。もし、戻って来なかったらここへ置いてくからな!もし置いてかれたら体験は出来ないからな。」
そう、体験で貝のアクセサリー(女子)と貝を使った楽器(男子)を作ることになってるんだ。
で、広瀬先生は私達女子に付いてくることになってて副担任の脇田和仁先生(男:既婚者)は男子に付いてくことになってるんだ。
「分かった!じゃ、先生またね。」
「ぉう!またな!」
先生と別れて、悠那と東京ディズニーランドを回ることにした。
「ねぇ、先生さ何でうちらにだけ『またな!』何て言ったのかな?」
「さぁ~悠那に言ったんじゃ無いの?」
「え~違うよ!絶対沙奈だよ」
「無い無い。どっちも有り得ないよ(笑)」
「どっちも。って沙奈と一緒にしないでよ(怒)」
「ごめん、ごめん。けどさ悠那は好きな人とかいないの?」
「いるよ。実はF組に高良雅俊(コウラ マサト)っているんだけど知ってる?」
「高良雅俊?知らない。どこ中出身の子?」
「富士山にある宮窪学院の中学校。」
「宮窪って、中学までしか無いんだよね?確か。」
「そうらしい。」
「で、どこ好きになったの?」
「あの、笑顔と優しさにやられたんだ。で、昨日アドレス聞いたよ!」
「そうなんだ。ってか、行動早!」
「えへへ。沙奈はいないの好きな人とか。」
この会話を先生が聞いてるとは思わなかった。